ヤマハが開発した、音を用いて複数の映像を同期する技術「ChimeCa(キメカ)」をスポーツトレーニングに応用する『ChimeCa Sports』が、株式会社スポーツセンシングより発売されます。
ChimeCaは、複数のスマホで撮影した動画を音を手掛かりに同期するヤマハの独自技術です。撮影は、パソコンやタブレットからワンステップ操作で行うことができ、サーバーにアップロードするだけで、マルチアングル動画が完成します。音を手掛かりにしているので、BGMが同じであれば違う場所・時間に撮影した動画も同期することが可能です。
「ChimeCa Sports」は、専用サーバと複数台のスマートフォンによるマルチアングル撮影システムです。体育館の微小なノイズなどを手掛かりにスポーツセンシングは、スポーツ/リハビリテーション分野向けに、身体運動計測機器、バイタル信号計測機器、動作分析・映像分析ツールなどを提供しています。
スポーツセンシングの福岡スタジオでChimeCa Sportsを体験できます。同スタジオでは、他にDSPワイヤレス9軸モーションセンサを始めとする無線計測機器、モーションキャプチャシステム、フォースプレートまなどによるさまざまな計測を行えます。
スポーツの指導だけでなく、リハビリテーション指導用コンテンツの作成や、動画撮影による遠隔指導、職人技の記録・伝承用コンテンツ作成など、さまざまな応用が期待できそうな技術です。
【関連情報】
お手軽マルチアングル動画でスポーツトレーニングをもっと効果的に 当社の映像同期技術「ChimeCa」(キメカ)を採用した初の製品がスポーツセンシング社から本日発売 – ニュースリリース – ヤマハ株式会社
Chimeca™Sports | 株式会社スポーツセンシング
ChimeCa技術説明